クローゼットを開けるたびに、「着たい服が見つからない」「バッグやストールを探すのに時間がかかる」と感じることはありませんか。
服の枚数が特別多くなくても、普段よく着る服と季節外の服が混ざっていたり、バッグや小物の置き場所が決まっていなかったりすると、毎日の身支度に時間がかかりやすくなります。
クローゼットを使いやすくするために、服をたくさん減らす必要はありません。今持っている服や小物を、使う回数や種類に合わせて置き分けるだけでも、選びやすさは変わります。
大切なのは、きれいに並べることだけではなく、「すぐ見つかる」「取り出しやすい」「使ったあとに戻しやすい」状態を作ることです。
ここでは、服を減らすことを中心にせず、残している服、バッグ、ストール、アクセサリーなどを毎日の身支度に合わせて収納する方法をまとめます。
クローゼット収納は「よく使う物」から場所を決める
クローゼットを整えるときは、シャツ、パンツ、スカートという種類だけで分けるより、使用頻度も一緒に考えると使いやすくなります。
毎週何度も着る服、仕事の日によく使う服、休日に着る服など、自然に手が伸びるものは取り出しやすいところへ置きましょう。
反対に、特別な日に使う服や季節外の服は、少し高い棚や奥側でも困りにくくなります。
今の収納を大きく変えなくても、普段着る服と、ときどき使う服の場所を入れ替えるだけで毎日の身支度がラクになることがあります。
毎日着る服は目に入りやすいところへまとめる
クローゼットを開けたとき、最初に目に入るところには、現在よく着ている服を置くと選びやすくなります。
ハンガー収納は中央付近を日常使いにする
ハンガーバーの中央付近は、左右どちらからでも手を伸ばしやすい場所です。
普段よく着るシャツ、ブラウス、ジャケット、ワンピースなどを中央へまとめておくと、朝に探す時間を減らせます。
使用回数の少ない服は端へ移し、日常使いの服が埋もれないようにしましょう。
今の季節に着る服を優先する
夏に厚手のニット、冬に薄手の夏服まで同じように並んでいると、必要な服を探しにくくなります。
現在着る服を取りやすいところへ置き、季節外の服は端や上段などへ移すと、毎日の選択肢がわかりやすくなります。
ハンガー収納は服の種類を大まかにまとめる
ハンガーに掛ける服は、細かく分類しすぎる必要はありません。
トップス、羽織り物、ワンピース、ボトムなど、大まかにまとめるだけでも探しやすくなります。
丈が近い服をまとめる
丈の短いトップスと、長いワンピースを大まかに分けると、クローゼット下部の空間も使いやすくなります。
短い服の下には収納ケースやバッグを置き、長い服の下は空けておくなど、服の長さに合わせて考えてみましょう。
よく使う組み合わせを近くに置く
いつも一緒に着るジャケットとトップスなど、定番の組み合わせがある場合は近くへ置く方法もあります。
種類ごとに完全に分けることより、実際の服選びがしやすいかを優先すると日常になじみます。
ハンガー同士に少し余裕を残す
ハンガーバーいっぱいに服を掛けると、服を一枚確認するたびに周囲を押し分ける必要があります。
左右へ少し動かせる程度の余裕があると、色や形を確認しやすく、取り出した服を戻すときもラクになります。
収納できる最大量まで掛けるのではなく、毎日の出し入れがしやすい状態を目安にしましょう。
たたむ服は一度に見渡せるように収納する
Tシャツ、ニット、部屋着など、たたんで収納する服は、下に重なった物が見えなくなりやすいものです。
引き出しを開けたときに、どんな服があるか確認しやすい並べ方を意識してみましょう。
奥まで見える高さに収める
服を高く積み重ねると、下にある物を忘れてしまうことがあります。
引き出しの深さに合わせて、どこに何があるか見える程度に収めると探しやすくなります。
種類は大まかに分ける
Tシャツ、ニット、部屋着など、大まかな種類ごとにまとめておくと、必要な服を探しやすくなります。
色や素材まで細かく分類すると戻すときに手間がかかることもあるため、自分が続けやすい分け方にしましょう。
上段には軽くて使用頻度の低い物を置く
クローゼット上段は、普段手を伸ばしにくいため、毎日使う物には向いていません。
季節外の服、軽いバッグ、帽子など、使用回数の少ない物を置くと使いやすくなります。
中身がわかる形にしておく
高いところへ収納すると、何を入れたか忘れやすくなります。
中身が見えるケースを使う、同じ種類をまとめるなど、下から見てもだいたいわかるようにしておくと便利です。
重い物は無理に上へ置かない
重いバッグや大きな収納ケースを高い棚へ置くと、出し入れの負担が増えます。
使用回数が少なくても、重さがある物は低めの収納を使うほうが扱いやすい場合があります。
クローゼット下部はバッグや収納ケースに使う
短い丈の服を掛けている下には、空間が残りやすくなります。
その部分をバッグや収納ケースに使うと、クローゼット全体を使いやすくできます。
毎日使うバッグは取り出しやすいところへ
仕事や買い物で頻繁に使うバッグは、奥へ押し込まず、しゃがんだときにすぐ取れる場所へ置きましょう。
帰宅後にも簡単に戻せる状態にすると、部屋の床や椅子へ置きっぱなしになりにくくなります。
使用頻度の低いバッグは奥へ
旅行用、大きめのバッグ、少し改まった場で使うものなどは、日常使いのバッグより奥側でも困りにくくなります。
全部を同じ場所へ並べるより、使う回数に合わせて前後を決めると取り出しやすくなります。
バッグは重ねすぎず形がわかるように置く
バッグを何個も重ねて収納すると、下にある物を使うたびに全部動かす必要があります。
できる範囲で立てて並べる、持ち手が見えるようにするなど、一つずつ確認できる状態が便利です。
柔らかいバッグは収納ボックスへまとめる方法もあります。
見た目をきれいにそろえることより、「使いたいバッグをすぐ取れるか」を基準にしましょう。
ストールやスカーフは一覧で見えるようにする
ストールやスカーフはたたむと小さくなるため、引き出しの奥に入れると存在を忘れやすくなります。
よく使うものは、手持ちの種類を確認しやすい収納にすると選びやすくなります。
掛ける収納も使いやすい
専用ハンガーや通常のハンガーなどを使い、ストールを掛けておく方法があります。
色や柄が見えるため、その日の服に合わせて選びやすくなります。
引き出しなら重ねすぎない
たたんでしまう場合は、上から見たときに色がわかるように並べると探しやすくなります。
一枚ずつ大きく広げる必要がない状態にしておくと、朝の身支度にも使いやすくなります。
ベルトは服の近くへまとめる
ベルトを別の部屋へ置いていると、コーディネートの途中で取りに行くことになります。
クローゼット内にフックなどを使ってまとめておくと、服を選びながら一緒に確認できます。
バックルが見えるように掛けると、色や太さを選びやすくなります。
アクセサリーはクローゼットの近くへ置くと選びやすい
服を決めたあとにピアスやネックレスを選ぶ場合は、着替える場所の近くにあると身支度の流れが簡単になります。
普段使いを小さくまとめる
毎日のように使うアクセサリーは、小さなトレーやケースへまとめておくと便利です。
特別な日に使う物とは分けておけば、普段使いをすぐ選べます。
絡まりやすい物は掛ける
ネックレスなどは重ねて入れると絡まりやすいため、掛けられる収納を使う方法があります。
一つずつ見える状態にすると、持っている物も把握しやすくなります。
帽子は形を崩しにくい場所へ置く
帽子は重ね方によって形が変わりやすいため、置き方を少し考えておきたい小物です。
頻繁に使う帽子は、クローゼットの棚やフックなど、取り出しやすい場所へ置きましょう。
季節限定の帽子は、使わない時期だけ上段へ移す方法もあります。
季節外の服は普段着と少し離しておく
春夏秋冬すべての服を同じように並べていると、クローゼットを開けたときの情報量が増えます。
今着る服を中心に見えるようにし、季節外の服は端や上段などへ移すと選びやすくなります。
完全な衣替えをしなくてもよい
すべてをケースへ入れ替える大がかりな衣替えをしなくても構いません。
厚手の物だけ上段へ移す、今着る服だけ中央へ動かすなど、小さな入れ替えでも十分です。
季節の変わり目は少しずつ戻す
気温が安定しない時期は、すべて入れ替えるより、必要な服から少しずつ手前へ戻したほうが使いやすくなります。
仕事用と休日用は完全に分けなくてもよい
仕事用、休日用、おでかけ用と細かく分ける方法もありますが、服によっては複数の場面で使うことがあります。
そこで、完全に分類するより、よく使う組み合わせが見つけやすいことを優先しましょう。
仕事の日に使うジャケットだけ一か所にまとめるなど、必要な範囲だけ分けるほうが戻しやすくなります。
一度着た服には一時的な置き場所を作る
一度着たけれど、すぐ洗濯しない服は置き場所に迷いやすいものです。
そのままクローゼットへ戻したくない場合は、専用のハンガーやフックなどを用意しておきましょう。
椅子の背もたれやベッドへ積み重なるのを防ぎやすくなります。
ただし、一時置きの服が増え続けないよう、ときどき戻す、洗濯するなどの流れを作ることも大切です。
洗濯後に戻しやすい収納にする
クローゼット収納は、朝に取り出しやすいだけではなく、洗濯した服を戻しやすいことも大切です。
細かな分類が多いと、一枚ずつ戻すときに時間がかかります。
ハンガーの場所を大まかに決める
トップスはこのあたり、パンツはこのあたりというように、大まかに場所を決めておくと戻しやすくなります。
色順などを細かく決めなくても、必要な服を見つけられる程度にまとまっていれば十分です。
引き出しにも詰め込みすぎない
洗濯物を戻すたびに押し込まなければならない状態では、片づけが負担になります。
引き出しを無理なく開閉でき、服を簡単に戻せる余裕を残しましょう。
収納グッズは使いにくい場所だけに取り入れる
クローゼットを整えるために、収納ケースやハンガー用品を一度にそろえる必要はありません。
まず今の収納で服や小物の置き場所を変えてみて、それでも使いにくいところがあれば必要な物だけ取り入れる方法が向いています。
バッグが倒れやすいなら仕切り、ストールが探しにくいならハンガーというように、不便な部分に合わせて選びましょう。
扉の内側も小物収納に使える
クローゼットの形によっては、扉の内側をフックなどに利用できる場合があります。
ベルトや軽いバッグなど、頻繁に使う小物を掛ける場所として使うと便利です。
ただし、物を掛けすぎると扉が開けにくくなることもあるため、毎日使う数点程度にしておきましょう。
鏡の近くに小物をまとめる方法もある
クローゼットの近くに鏡がある場合は、アクセサリー、ベルト、ストールなどをその近くへまとめると、服を着たあとに合わせやすくなります。
服、小物、鏡を何度も行き来しなくても済むため、朝の身支度もスムーズになります。
家族と共用する場合は範囲をわかりやすくする
家族と同じクローゼットを使っている場合は、それぞれの収納範囲を大まかに決めておくと使いやすくなります。
左側と右側、上段と下段など、見ればわかる分け方にすると服が混ざりにくくなります。
共用する小物がある場合も、一か所へまとめておくと探しやすくなります。
使いにくい場所は固定せず入れ替えてよい
一度決めた置き場所が、実際に使ってみると不便なこともあります。
毎朝同じバッグを別の棚から持ってきている、着たい服がいつも奥にあるなど、小さな使いにくさがあれば場所を変えてみましょう。
季節や生活の変化によっても、使いやすい収納は変わります。
クローゼットは完成させて終わりではなく、実際の身支度に合わせながら少しずつ調整するほうが使いやすい状態を保てます。
まとめ|クローゼットは見つけやすく戻しやすい置き方へ整える
クローゼットを使いやすくするために、服や小物を大きく減らす必要はありません。
毎日着る服は目に入りやすいところへ、季節外や使用回数の少ない服は上段や端へ置くなど、使う頻度に合わせて場所を決めることが基本です。
バッグ、ストール、ベルト、アクセサリーなども、それぞれ服と一緒に選びやすいところへまとめておくと、朝の身支度がスムーズになります。
また、取り出しやすさだけではなく、洗濯後や使用後に戻しやすいことも大切です。細かく分類しすぎず、「ここへ戻せばよい」とわかる程度に整えておきましょう。
収納用品を増やす前に、今あるクローゼットの中央、端、上段、下段を、使用頻度に合わせて入れ替えるところから始めても十分です。
服と小物がすぐ見つかり、使ったあとにも簡単に戻せるクローゼットへ、少しずつ整えていきましょう。
