洗面所や浴室は、家の中でも細かな日用品が集まりやすい場所です。
シャンプー、トリートメント、ボディソープ、スキンケア用品、歯みがき用品、洗剤、タオル、掃除用品など、一つひとつは必要でも、少しずつ増えると棚や洗面台まわりがいっぱいになっていきます。
さらに、買い置きした詰め替え用品や新しく試したいものが加わると、「何がどこにあるかわからない」「同じものをまた買ってしまった」ということも起こりやすくなります。
洗面所と浴室を使いやすく保つために、すべてを見えないところへしまう必要はありません。毎日使うものを手に取りやすくし、予備や使用回数の少ないものを分けておくだけでも整えやすくなります。
ここでは、洗面所と浴室で使う日用品を増やしすぎず、取り出しやすく戻しやすい状態を作るための基本をまとめます。
洗面所と浴室は「毎日使う物」から整える
洗面所や浴室を整えるときは、まず毎日使っているものを確認しましょう。
洗顔料、歯みがき用品、化粧水、乳液、ドライヤー、シャンプーなど、日常的に使っているものは、手に取りやすいところにあるほうが便利です。
反対に、週に一度程度使うものや予備まで同じように並べると、洗面台や棚がいっぱいになりやすくなります。
「毎日使う」「ときどき使う」「予備」の3つくらいに大まかに分けると、置き場所を考えやすくなります。
洗面台の上は毎日使う物を中心にする
洗面台の上は手に取りやすいため、いろいろなものを置きたくなる場所です。
しかし、物が増えるほど水滴やほこりを拭くときに一つずつ動かす必要があります。
朝晩よく使う物だけを出しておく
歯みがき用品、洗顔料、毎日使うスキンケア用品など、使用回数の多いものを中心に置きます。
週に数回しか使わないパックや美容用品などは、棚や引き出しへ移してもよいでしょう。
洗面台の上に余白があると、水まわりを拭くときにも手間がかかりにくくなります。
小さなトレーでまとめる
化粧水や乳液などをそのまま並べるより、小さなトレーにまとめておくと、掃除するときに一度で動かしやすくなります。
ただし、トレーいっぱいに物を詰め込むのではなく、現在よく使っているものを中心にしましょう。
朝に使う物と夜に使う物を分ける
スキンケア用品やヘアケア用品は、朝と夜で使うものが違う場合があります。
すべてを同じところへ置いていると、毎回必要なものを探すことになるため、使う時間帯で大まかに分ける方法があります。
朝用は身支度しやすいところへ
朝に使うスキンケア用品、日焼け止め、ヘアブラシなどは、身支度をする場所に近いところへまとめます。
朝によく使うものだけが見えていると、短い時間でも準備しやすくなります。
夜用は入浴後の流れに合わせる
夜に使う化粧水、クリーム、ボディケア用品などは、入浴後に手に取りやすいところへ置いておくと便利です。
毎回別の部屋へ取りに行く必要がないよう、実際の過ごし方に合わせて考えましょう。
スキンケア用品は使いかけを増やしすぎない
化粧水、美容液、乳液、クリームなどは、新しいものを試しているうちに使いかけが増えやすいものです。
複数を使い分けている場合でも、現在どれを使っているか把握できる状態にしておきましょう。
今使っている物を手前へ置く
毎日使うものを手前にし、使用回数の少ないものを奥へ移すだけでもわかりやすくなります。
棚の中で似た容器が並んでいる場合は、ときどき中身を確認すると使い忘れを防ぎやすくなります。
新しい物を開ける前に今ある物を見る
新しいスキンケア用品を使いたくなったときは、同じ用途の使いかけが残っていないかを確認してみましょう。
今あるものを使いながら次へ移るようにすると、洗面所に容器が増えすぎにくくなります。
洗面台下は毎日使わない物の収納に使う
洗面台下は収納量がある一方、奥に入れたものを忘れやすい場所でもあります。
洗剤の予備、掃除用品、詰め替え用品などを大まかにまとめ、何があるか確認できるようにしておきましょう。
同じ種類はできるだけ近くへまとめる
シャンプーの詰め替え、洗濯洗剤、掃除用品などを別々のところへ置いていると、在庫を把握しにくくなります。
同じ種類を近くへまとめると、買い物前にも確認しやすくなります。
奥へ詰め込みすぎない
棚の奥まで物をいっぱいにすると、手前のものを動かさないと確認できなくなります。
少し余白を残し、奥まで見渡せるくらいにしておくと管理しやすくなります。
詰め替え用品は持つ数を決めておく
シャンプー、ボディソープ、洗剤などの詰め替え用品は、なくなったときに困らないよう買い置きしておきたくなります。
しかし、セールなどのたびに買い足すと、洗面所の収納が予備だけでいっぱいになることがあります。
予備は一つなど自分の基準を作る
「現在使っているものに加えて予備は一つまで」など、家庭に合う基準を作っておくと増えすぎにくくなります。
消費する速さが早いものだけ少し多めにするなど、品目によって変えても構いません。
買い物前に収納を見る
洗剤やシャンプーを買う前に、一度予備を確認する習慣を作ると重複を減らしやすくなります。
「安いから買っておく」より、「残りが少ないから次を用意する」という流れにすると管理が簡単になります。
タオルは使う場所と回数に合わせて置く
洗面所では、フェイスタオル、バスタオル、手拭き用など、複数のタオルを使います。
すべての予備を洗面所へ集める必要はありません。
日常的に使う分だけ取りやすくする
数日分など、普段使うタオルを取りやすい棚へ置き、それ以外は別の収納へ分ける方法があります。
棚いっぱいに積み重ねるより、出し入れしやすい量にしておくと洗濯後にも戻しやすくなります。
種類ごとに大まかに分ける
フェイスタオル、バスタオルなどを大まかに分けておくと、入浴前にも迷わず取り出せます。
細かな色分けなどを増やさず、自分や家族が簡単に戻せる程度で十分です。
ドライヤーはコードまで戻しやすくする
ドライヤーは毎日使う方も多く、収納方法によって洗面所の使いやすさが変わります。
毎回コードを細かく巻いて収納する方法が負担なら、もう少し簡単に戻せる形を考えてみましょう。
使う場所の近くへ収納する
洗面台で髪を乾かすなら、その近くの引き出しや棚へ置くと便利です。
別の部屋まで取りに行く必要があると、出したままになりやすくなります。
ヘアアイロンなどと分ける
ドライヤー、ヘアアイロン、ブラシなどを一緒に収納する場合でも、それぞれが絡みにくいよう大まかに分けておくと取り出しやすくなります。
使用後は十分に冷ましてから収納するなど、それぞれの器具に合った扱いを確認しましょう。
浴室には今使っている物だけを置く
浴室は水分や湿気が多いため、必要以上に物を置かないほうが掃除もしやすくなります。
現在使っているシャンプー、トリートメント、ボディソープなどを中心にし、予備は洗面所など別の場所へ置きましょう。
使っていないボトルを残さない
少し残ったまま長く使っていないシャンプーなどが浴室に並んでいることがあります。
現在使っているものと分け、今後使う予定があるか確認してみましょう。
家族ごとの用品も増えすぎないようにする
家族それぞれが違うシャンプーや洗顔料を使う場合は、浴室の物が増えやすくなります。
一人分ずつまとめる、使うものだけ持ち込むなど、家庭に合う方法を考えると掃除もしやすくなります。
浴室の床に物を置きすぎない
シャンプーボトルや掃除用品を浴室の床へ置いていると、掃除のたびに一つずつ移動させる必要があります。
棚やラック、フックなどを使える場合は、床から離しておくと掃除がしやすくなります。
ボトル類はまとめすぎない
ラックを設置しても、使っていないボトルまで並べると結局いっぱいになります。
収納できる量を増やすより、今使っているものが無理なく置ける状態を目安にしましょう。
浴室掃除用品はすぐ使える範囲にする
スポンジやブラシなどの掃除用品は、使いたいときにすぐ取れると日常の手入れに取り入れやすくなります。
浴室内へ置く場合は、水切れしやすく乾かしやすい方法を考えましょう。
使用回数の低い洗剤まですべて浴室へ置く必要はありません。普段使うものと、念入りに掃除するときに使うものを分ける方法があります。
洗濯用品は洗濯機の近くへまとめる
洗面所に洗濯機がある場合、洗剤、柔軟剤、洗濯ネットなども同じ空間に集まりやすくなります。
洗濯で使うものは洗濯機の近くへまとめると、移動を少なくできます。
毎日使う洗剤を取りやすくする
洗濯のたびに棚の奥から出す必要があるなら、手前や手の届きやすい高さへ移しましょう。
予備とは分け、現在使っているものがすぐわかる状態にしておくと便利です。
洗濯ネットは種類を分けすぎない
サイズや用途の違う洗濯ネットが多い場合でも、細かく分けすぎる必要はありません。
大きめ、小さめなど、自分が使うときに判断しやすい程度にまとめると戻しやすくなります。
洗濯かごは生活の流れに合わせて置く
洗濯かごの場所が脱衣するところから遠いと、衣類が床や別のかごへ置かれやすくなります。
入浴前に脱ぐ場所、洗濯機へ移す流れなどを考え、使いやすいところへ置きましょう。
家族ごと、洗う種類ごとに細かく分ける方法もありますが、分けること自体が負担になるなら一つにまとめても構いません。
家族が使う物は戻す場所をわかりやすくする
洗面所や浴室は家族みんなが使うことが多いため、自分だけがわかる収納では整った状態を保ちにくくなります。
タオルはここ、洗剤はここ、予備はここなど、大まかな置き場所を決めましょう。
細かな分類より、使ったあとに迷わず戻せることを優先すると続けやすくなります。
収納ケースを増やす前に置く物を決める
洗面所を整えようとすると、収納ケースやラックを追加したくなることがあります。
しかし、最初に収納用品を増やすと、その分だけ日用品を置けるようになり、物が増えてしまうこともあります。
まずは、洗面台、棚、浴室に何を置くかを決め、その後で本当に必要な収納用品だけを選ぶ方法が向いています。
ストック専用の場所を一つ決める
予備の日用品が洗面台下、廊下収納、浴室近くなど複数に分かれていると、在庫を確認しにくくなります。
できる範囲でストックを置く場所を一つに決めておきましょう。
その場所へ入る量を一つの基準にすれば、買い置きが増えすぎていることにも気づきやすくなります。
使い切る前に次々開けない
日用品を増やさないためには、収納方法だけでなく使い方も大切です。
新しい香りのシャンプーやボディソープを買うと、すぐ使いたくなることがあります。
けれど、同じ用途のものを複数開けると、浴室や洗面台に使いかけが残りやすくなります。
気分で使い分けたいものは数を決め、それ以外は今あるものを使ってから次へ移ると管理しやすくなります。
掃除しやすさを収納の基準にする
洗面所や浴室は水まわりなので、使いやすさと同じくらい掃除のしやすさも大切です。
洗面台の上や浴室の床に物が多いと、拭く、洗うという作業の前に物を移動させなければなりません。
「掃除するときに簡単に動かせるか」を基準にすると、出したままにする物も自然と選びやすくなります。
月に一度くらい小さく確認する
洗面所や浴室は毎日使うため、一度整えても少しずつ物が増えていきます。
月に一度程度、洗面台下や棚一段を見るだけでも状態を保ちやすくなります。
予備が多くなっていないか、使いかけが増えていないか、長く使っていないものが残っていないかを簡単に確認してみましょう。
一度に全部整えるより、小さく見直すほうが負担を増やしにくくなります。
まとめ|洗面所と浴室は毎日使う物を中心に整える
洗面所と浴室を使いやすく保つためには、すべての日用品を同じように収納するのではなく、毎日使うもの、時々使うもの、予備に分けて考えることが大切です。
洗面台には朝晩よく使うものを中心に置き、洗面台下には詰め替え用品や掃除用品などをまとめます。浴室には現在使っているものを中心にし、予備まで持ち込まないようにすると掃除もしやすくなります。
タオル、ドライヤー、洗濯用品なども、実際に使う場所へ合わせて置くと、取り出してから戻すまでの流れを簡単にできます。
また、詰め替え用品や予備は持つ量を決め、買い物前に在庫を確認すると増えすぎを防ぎやすくなります。
収納ケースを増やす前に、まず今使っているものと予備を分けるところから始めてみましょう。
毎日使う物がすぐ見つかり、掃除や片づけにも手間がかかりにくい洗面所と浴室へ、少しずつ整えていくことが基本です。
